2008年7月21日月曜日

アマゾン バイーア

昨日の夕食は数人の知人と共にしたが、それぞれちょっとした秘境好きだった。
一人はアフリカ好きが嵩じてキリマンジャロを登頂し、一人は夫婦でマチュピチュを見てきたそうだ。

マチュピチュで思い出すのは30年以上前にエーリッヒ・フォン・デニケンのいくつかの本を読んだことだった。要するに人類は宇宙から地球上に降り来た高度化された文明を持つ何物かから、文明を授けられた太古の遠い記憶があるという。
その証拠に世界の巨大遺跡は天を目指し、クスコの地上巨大絵は宇宙の彼方の何物かの再来を待つ合図というものだったと思う。
そして出土品など異形の人間をかたどったものは、実は天空から来た彼らの姿で、大きな球体の頭部、ギョロ目は宇宙飛行士のヘルメットという訳だ。
ガガーリンのヘルメットは球体だったが最近の宇宙飛行士のヘルメットは必ずしも球体とは言えない。デニケンのヘルメット観は1960年代の代物かもしれない。

そしてもう一人は来週から何回目かのアマゾン行きだという。
デニケンの本はさすがに書架の奥の奥で引っ張りだせなかったが、アマゾン関係の本を出して
みた。


「悲しき南回帰線上下  TRISTES TROPIQUES」レヴィ=ストロース CLAUDE LEVI-STRAUSS 室淳介訳 1985年初版1885年16刷 講談社学術文庫 上900円下1,000円

大湿原の生態系の聖地をルポと帯に書いてある

「パンタナール」中隅哲郎 1990年 無明舎 1,550円

インディオの人類学的研究も環境問題も重要ではあっても、読み物の楽しみはちょっと違う。気軽なガイドブック的のものでないと。

「大アマゾンを遊ぶ!」ロマン・トゥルスキ 晝間勝子訳 1990年 メタモル出版 1,200円

アマゾン関係の本というとストロース以外は冒険探検記、ちょっと変わった旅行記といったものになる。

「アマゾンの船旅」地球の歩き方・紀行ガイド 文 高野秀行 写真 鈴木邦弘 1991年 ダイヤモンド・ビッグ社 1,680円

秘境体験記はあまり興味が無いのだけど

「とにかく、しつこくアマゾネンブリナ ギアナ高原ひとり旅」敷島悦朗 1992年 講談社 1,400円

マナウスの生活ぶり

「新宿発アマゾン行き」佐々木美智子 1994年 文藝春秋 1,400円

人類学的なアマゾン。レヴィ-ストロースの名著から半世紀後、見たものはということだ

「ブラジルの記憶」川田順造 1996年 NTT出版 1,500円

環境破壊もの
「アマゾンには森がない」原後雄太 1997年 実業之日本社 1,700円

出版物を見る限りアマゾンは残された秘境、大自然といったものと、大規模の環境破壊の最前線のイメージなのだろう。それほど興味をそそられるものはない。

あまり人間が主役になり得ないからだろうが、インディオを除くとだが。先住民を除く主人公は西アフリカからの直行便が奴隷を積んで到着した最初の窓口だったということから、バイーアの音楽は興味が尽きない。
Clara NunesにTres Racasがある。三種の血という意味だろう、Indio,Negro,Blancoでも主人公は黒い人になる。
リオやサンパウロしか知らないがこっち、バイーア方面ではエスコーラではなくブロッコではなかったか。昔の知識で忘れてしまったが。Filho de Gandyなど。

「バイーア・ブラック ブラジルの中のアフリカを探して」板垣真理子 1997年 トラベルジャーナル 2,000円

付け足しのようになるが、まあ一種の放浪記として

「アマゾン音楽漂流記」のなか悟空 1992年 情報センター出版局 1,450円

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