2008年8月7日木曜日

岩片仁次 高橋龍 ブラジル

寺田澄史の句集「席帆境」のあとがきを見ると、製本法は岩片詩集「夢遊び」の方式を踏襲した、とあるので早速見比べてみたところその通りのようだ。


「夢遊び」岩片仁次 平成4年 夢幻航海の会 限定24部 細作 舟蕃舎(寺田澄史)

岩片仁次は個人誌「夢幻航海」を中心に高柳重信の原稿、口述を一つ残らず網羅しつつある気の遠くなるような作業を一人続けている。

「夢幻航海」夢幻航海社 

早川利康の話を聞いていた時に岩片仁次の第一作品集は彼が作ったという話だったので、奥付を確認するとその通りだ。


「拾代句集 過去帖」岩片仁次 昭和32年蝙蝠工房 印刷が早川利康の火焔木社

「夢遊び」と寺田澄史の「席帆境」を見比べながらふと、高橋龍の句集「伯爵領贋志」の装幀が「席帆境」と共通点があるように思えてきた。製本は高橋本は和綴じではあるが雰囲気は確かにある。


「伯爵領贋志」高橋龍 平成壬午年 九有似山洞 限定30部 製作は舟蕃舍(寺田澄史)
左は見返し見開き

高橋龍の個人誌「龍年簒」


個人二誌出たので故大岡頌司の「鵞」を。大岡の第一句集のあとがきを読むと、句集上梓のきっかけは、大岡の筆跡が寺山修司に似ていたからだそうだ。


ブラジルの友人から久しぶりのメール、近況を読むと大病後の健康、仕事の環境、愛情関係となかなか厳しいように受けとれるが、そこはブラジル風に生きて行けそうに感じた。20代でブラジルに移住、奥さんと娘さんとの生活は順調のようだったが、ある時会社を売り帰国。その後は夫婦でチュニジア勤務、帰国後は単身赴任でドミニカ勤務。此処で心筋梗塞で九死に一生を得て帰国。再びブラジルに移住して離婚。ドミニカ人と結婚、離婚。大手術により生死を彷徨う。大変な人生だと感服するが。

そんな訳でブラジル関係を少し


「ブラジルに魅せられて」日下野良武 1994年 毎日新聞社 1,400円

「SENTIR ブラジル--人間そして愛」鈴木一郎 平成7年 青蛙房 1,900円


「放浪記ブラジル」田嶋謙三 1997年 柏プラーノ 1,800円


「ブラジル オン・ザ・ロード」石山和男 1997年 ビレッジセンター出版局2,300円


「ブラジル夢紀行」桑野淳一 2000年 彩流社 1,900円

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