ヨーロッパの辺境の小国、島国であっても大陸の影響をもろに受け、中でもヴァイキングの恐怖は大きかった。無敵艦隊を破って以降はそれが世界を手中にするのだから、実感としてはなかなか納得できないものがある。探せばどこかに書いてあるのだろうけども、21世紀の日本で納得する必要も無い。それよりもヴァイキングの方が面白い。ヨーロッパ内の暴れん坊として外の世界、アフリカから東の国、大西洋の西側の国への悪さ、迷惑行為が無いだけに。
「ヴァイキングの歴史 A HISTORY THE VIKING」グウィン・ジョーンズGWYN JONES 笹田公明訳 1987年 恒文社 8,000円
「ヴァイキングの足跡 Die Normannen 航海・冒険・建国の民Piraten,Entdecker,Staatengrunder」G.ファーバー Gistav.Farber 片瀬哲史、戸叶勝也訳 1997年 三修社 2,000円
奴隷の問題はアフリカとヨーロッパでは古い歴史があるにしても、コロンブス以降の彼らの言う新大陸にはコステロを筆頭に別種の問題があるだろう。この板垣真理子の写真集の主人公の顔は西アフリカの顔だ。
「Carnival in Black ブラジルに渡ったアフリカの神々と祭り」板垣真理子 1997年 三五社 1,800円
丁度20年前にブラジルに少し滞在して以降、大のブラ好きになり随分と各ジャンルのブラジル音楽を聴いたがSambaの歌詞には小さなポル語辞書には出ていない単語が多い。当時の友達のBrasileiraに意味を聴いても難しいから教えられない、宗教的なことというだけだった。何となく神々の名も解るようにはなったが、西アフリカから北部ブラジル、そしてリオまできて現在のEscola de Sambaになる歴史
「As Escolas de Samba do Rio de Janeiro」 Sergio Cabral 1996 Lumiar
奴隷の子孫たちMorro Favelaの何代か前には逃亡奴隷の自治共同体キロンボがあったとは日本の本では知り得なかった。Quilombo o el Dorado Negroの意味を知るのに随分時間がかかった。
それはそれとしてBossa Novaのほうは綺麗な歌詞で解りやすい。ジョビンの伝記が出て読んでやろうと原書を買ってみたものの結局は翻訳で読んでしまった。
「Antonio Carlos Jobim Um Homen Iluminado」Helena Jobin 1996
「アントニオ・カルロス・ジョビン ボサノバを創った男」1998年 エレーナ・ジョビン 国安真奈訳 青土社 3,200円