2008年7月24日木曜日

横尾忠則 サンタナ 全句集 全歌集 本島高弓

「日本民話クラシック」の目次に横尾忠則の名前を見て思い出した。横尾がサンタナのLPジャケットをデザインした来日時の初のライブ盤。

「ロータスの伝説」監修 ニュー・サンタナ・バンド 美術 横尾忠則 1973年7月3,4日 大阪厚生年金会館 CBS SONY  6,300円

それ以前に横尾といえば60年代、歌舞伎町をうろついていると随分彼のポスターを目にした。天井桟敷の公演ポスターだった筈だ。天井桟敷といえば寺山修司、当時は変な演劇人だとみていたが俳句から短歌、詩に至ったとは後で知った。彼の全歌集。

「寺山修司全歌集」寺山修司 昭和46年 風土社 2,000円 追悼記事各種

寺山修司といえば塚本邦雄が随分書いていた時期があった。例えば「麒麟騎手」なんてのがあったと思うが。ということで塚本邦雄の当時の全歌集。多作であったから後に綜(字が違う)合歌集と銘打った分厚い全歌集と全10巻以上の全集も出した。

「塚本邦雄歌集」塚本邦雄 昭和45年 白玉書房 3,500円

塚本のついでに当時の同行者の岡井隆の全歌集も

「岡井隆歌集」岡井隆 1972年 思潮社 4,800円

塚本邦雄といえば、何より高柳重信との縁だろう。処女歌集「水葬物語」の印刷は高柳年雄 製本は池上浩山人で高柳重信の「蕗子」と姉妹本といわれている。
ということで高柳重信の全歌集。

「高柳重信全句集」高柳重信 昭和47年 母岩社 限定500部 2,800円 装幀 吉岡實 装画 寺田澄史

高柳の火曜印刷と池上浩山人の製本が評判良く、この組合せでいくつか同じように出版したと高柳は書いている。「蕗子」と真の姉妹本は盟友本島高弓の物だろう。

「幸矢」本島高矢 昭和25年 東京太陽系社 限定120部 150円

坂戸淳夫句集 俳句 騎の会

本日、坂戸淳夫氏より句集「彼方へ」を賜る。坂戸さんの句を知ったのは昭和40年代後半か50年代前半だったと思う。
「俳句評論」誌面で読んだのか、もう記憶はないがどこか惹かれた。まとめて読みたいと句集を古書店で探し漸く見つけたのが第三句集「苦艾」だった。
この句集は句もさることながら書物としての魅力にも充ちていたので、先行する二つの「冬樹」「束(字が違う)刑」も手にしたく思い切って坂戸さんにその旨のお願いの手紙を出した。
快く応じていただいたのは、今残っている返信消印を見ると昭和55年だった。
それ以来、変わらぬご厚情を頂いてしまった。


「彼方へ」坂戸淳夫 2008年 騎の会 限定150部 非売品
 初出は岩片仁次個人誌「夢幻航海」発表を中心に 意匠装幀 寺田澄史

残念なことに処女句集「冬樹」がどうにも見つからないので第二句集

「束刑」坂戸淳夫 昭和46年 俳句評論社 限定300部 1,000円
装幀飾画 亀山巌 別紙頌 志摩聰 亀山巌は名古屋の奇才、坂戸も志摩聰も名古屋 
志摩聰の句集にも亀山の装幀飾画あり

第三句集は寺田澄史の装幀飾画となる

「苦艾」坂戸淳夫 昭和49年 俳句評論社 限定150部 3,000円
寺田澄史の本作り構成は本文用紙、見返し、扉、口絵に特色ある句集とした魅力あるもの

第四句集は大岡頌司の端渓社

「艸衣集」坂戸淳夫 昭和56年 端渓社 限定200部 3,000円

第五句集

「異界」坂戸淳夫 昭和59年 端渓社 限定200部 3,200円
絵は永田耕衣だが永田の絵は好みではないので

この年、俳句評論が200号をもって終刊、同人誌「騎の会」発足し編集同人、発行者

第六句集「影異聞」はどうした訳か見当たらない

第七句集

「異形神」坂戸淳夫 1999年 騎の火 限定150部 3,500円
装画 故・折笠美秋 装幀 寺田澄史