2008年10月5日日曜日

俳句評論 安井浩司 野田誠 大原テルカズ 島津亮

「薔薇」から「俳句評論」に続く時代の雰囲気が伝わるのは、勿論「俳句評論」の誌面に違いないが、安井浩司の「聲前一句」からは当時の同人の生身の姿が見えてくる様だ。

「聲前一句」安井浩司 昭和52年 端渓社 限定70部 
本文用紙耳付き和紙の大岡頌司造本は今でも開くと和紙の香が心地よく漂う。
取り上げられている作家は次の35人。
其角、大岡頌司、河原枇杷男、加藤郁乎、芭蕉、凡兆、石井露月、高柳重信、虚子、石田波郷、西東三鬼、志摩聰、子規、高屋秋窓、寺田澄史、中村草田男、芝不器男、平畑静塔、大原テルカズ、安藤和風、河合曾良、野田誠、藤野古白、山口誓子、富澤赤黄男、寺山修司、折笠美秋、蕪村、金子兜太、島津亮、高野素十、加藤楸邨、若山幸央、吉川五明、耕衣。

安井浩司の第一句集は砂の会叢書の第一集として川崎市万福寺の同会から発行された
「青年教」安井浩司 昭和38年 
200円

35人の中で俳句表論、あるいは高柳重信に近い句集を拾ってみる。
関西の島津亮は西東三鬼系なのかもしれない。鈴木六林男らと同行。
「紅葉寺境内」島津亮 昭和27年 梟の会 非売品 限定100部 印刷は高柳年雄